一般的に、
左脳は思考や論理を司る。
右脳は感覚を司る
と言われています。
だから、以前は、
経営は論理的に考えるから、左脳を使う。
料理は経験と勘など感覚的だから右脳を使うと言われていた。
しかしながら、
最近は
経営だってモチベーションを上げたり、
お客さんの琴線に触れるような提案を考えたり
どちらかと言うと感覚的なことが重要だったりします。
一方で、料理もデータを大切にします。
料理のデータというと、疑問に思われるかもしれませんが要はレシピです。
料理本に書いてある割合のことです。
その通り作れば、だれでも同じ味になるはずです。
また、新たなレシピを作る時でさえ、何をどれだけ入れたか、というデータを取り、
何通りも繰り返し目標の味に近づけます。まるで、理科の実験のようなものです。
これらは感覚的なことではなく、論理的な思考でしょう。
もちろん、最終的な味が美味しいとか、美味しくないとかといったところは、
感覚に頼るように思いますが。
結局のところ、経営も料理も、左脳も右脳もなく全脳をフル活用することが重要なんですね。