人生の3大資金とは。

さて、問題です。

人生において必要な3大資金とは何でしょう?

結婚資金? おしい。間違いです。

自動車購入資金?  ブブー。

正解は

1、住宅資金

2、教育資金

3、老後資金

結婚をして、子供ができれば、広い家が欲しい。

子供を一人前の大人に育てるためには、教育しないといけない。

そして、自分たちが年老いて働けなくなっても生活をしていかないといけない。

まぁ、最近はこの前段階として結婚もしていない人が多いが、男性は最低300万くらいの年収ないと結婚さえできないらしい。(私としては夫婦で一緒に稼いだらいいじゃんと思うけど、今時の女性たちは自分で稼いだお金は別なのだろうか?また、結婚をすれば、2人で生活するため、1人で生活するよりコスト削減が可能だと思うけど。)

話を戻そう。結婚していない人や子供がいない人は教育資金がないだけで、住宅資金も老後資金も必要だ。

住宅資金に関して言えば、家は買わずに賃貸にするという方もいるでしょう。そうだとしたら毎月数万円が必要で、死ぬまで払い続ける必要があるし、老人には賃貸住宅をなかなか貸してもらえないことも、知っておく必要がある。

また、65歳を過ぎたら年金がもらえるが、恐らくそれだけでは足りないだろう。体が元気な内は働くことは可能だが、働くことができなくなったら、預貯金を取り崩しながら生活をするしかない。そのためにもある程度の貯金は必要だ。

もちろん、預貯金を取り崩さず、家賃収入や配当金などの不労所得が得られる資産があればいいがが一般的にそんな資産を持っている人は預貯金も多いことだろう。

さて、いろいろな細かな問題や人それぞれの状況はあると思うが、3大資金にどれほど必要かをざっくり見てみたい。

(1)教育資金

未婚や他の理由で子供がいない場合は必要のない資金だが、子もがいれば、幼稚園から大学まで教育にかかる資金は意外と多い。

国公立か私立、文系か理系、自宅か一人暮、などさまざまなパターンにわかれるが一番安い、ずっと公立で自宅通学の場合で大学までいくと800万円、高校から私立の後、私立文系大学で1,050万といった具合で、大学を卒業するまで22年間払うのだから、月額換算で4万円から5万円位は必要だ。

下記のページを参考にしました。

教育にかかる費用

(2)住宅資金

たとえば、3000万円の住宅を25年ローン、金利1%、ボーナス返済なし、頭金なし、元利均等払いで毎月11.3万円必要だ。

住宅本体でこれだけかかる。これの他に修繕費、固定資産税などもかかるので、毎月12万くらい必要だと思う。

住宅ローンシミュレーション

(3)老後資金

私は老後の資金が一番、大変で難しい必要資金だと思う。その理由は

①いくら必要なのか、見当がつかない。なぜなら、将来のことはわからないからである。病気になるかもしれないし、急死してしまうかもしれない。健康で長生きするかもしれない。

②住宅や教育資金のように支払いに迫られることがなく、自分の意思でコツコツ貯めてることは大変なことだ。つまり、危機感と意思を強く持ってないといけない。

③お金を稼ぐことができなくなってから必要な資金である。つまり、元気で働けるときは頑張れば、お金を稼ぐことができるが、体も頭も動かなくなったら、お金を稼ぐことはできない。

 

一般的に老後の資金は3000万くらいあるといいといわれるが、生活スタイルなどにより一概に言えない。

たとえば、70歳から85歳までの15年間に3000万円を取り崩すなら、年間200万、つまり月16万くらいだ。これに国民年金を加えれば生活はできるだろう。

この3000万円を30年で貯めるとすると、年間100万円つまり月8万円位は貯めないといけない。

老後資金シミュレーション

 

以上、教育資金、住宅資金、老後資金に必要な金額を見てきたが、

子供が2人居て、家を買って、老後の資金を十分に貯めようとすると月30万くらいは貯蓄しないといけないわけだ。

ただ、30万を貯められる人はとても少ない。でも落胆することはない。

少しでもこれらの資金を安くする工夫をしたり、夫婦で稼いだり、運用したり、退職金のめどがついたりなど、解決する工夫はいくらでもある。

まずはこの3大資金に月30万くらい必要ということを知り、対策を考えるきっかけになることが最初の一歩だと思う。

 

 

 

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